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透視遠近法に関する質問

2017年7月3日 16:19 / ステップ6の時に投稿


最近手元に届いたレッスン6透視遠近法に関連して教えて頂きたいことがあります。教材に使われた様な街並みを描く場合、場所柄時間が取れず、帰宅後写真を参照して仕上げたり、大部分を写真に頼ったりすることが多いのですが、実際に見た景色と写真の遠近感が異なり困ることがあります。
ネットで調べてみてもレンズの焦点距離により撮影範囲は異なっても遠近の大きさの比は変わらないとか、ズーム機能があれば、その範囲の中間に
実際の景色と変わらないところがある筈等よくわかりません。
先生は写真の撮影時このあたりは、どの様に調整されているのか教えて頂ければ有難いのですが、宜しくお願いします。

このノートへのコメント


先生 ムッチー  7月10日 21:09
良ちゃんさん

正直申しまして、私は写真と実際の風景との間に遠近感の異なりを感じた、という経験は、まったくありません。

また私自身は、その両方の遠近感には違いがない、と確信しています。

まったく気にしたこともないのです。

空気遠近などの違いは当然違いがあります。
目で見た空気感とカメラに納めた空気感は違って当然だからです。

しかし、アイレベル&消失点が、カメラと目で見たものが同じであるなら違うわけがないです。

良ちゃんさんには、どのように誤差が感じられるのか・・・
その細かいニュアンスがいまひとつわからないので、なぜ違いがあると感じられるのかが少し理解できないのですが・・・

また、現実の風景を自分の絵として表現する際に、そこまで細かく追求する必要はなく、自分の感じたままを作品にすればそのほうが自分の温度が作品に現れると思うのです。

なにか、建築の完成予想図などを正確に描くような機械的な、製図的な完全無欠のものを描く必要もないのではないか?と思います。

たしかに、そういう完全無欠の超リアルな表現をするスーパーリアリズムという分野の絵もあります。
それだと角度・寸法などしっかりと計測して寸分の狂いも無く描く世界です。

そういったものを求められているのでしょうか?



この角度は30度かな?それとも32度かな?
といったことも無意味です。

何度も言いますが「製図」ではないのです。

描き手の温度が伝わる風景画なのです。

逆に少しの歪みがあったほうが暖かさが伝わるくらいです。

「風景画家」であり、「建築家・設計士」ではないのです。


とにかく、アイレベルと消失点が正しく設定されていれば、それで充分であると・・・
私の作品の描き方はそれで充分なのです。

画面の置きたい位置にアイレベルを設定し、建物のどこか一部のラインから消失点を求め、その消失点から他のラインを引き出す。
これでOKです。
それが1点であれば1点透視法、2点であれば2点透視法、3点なら3点透視法となります。


魅力的な絵を描く・・・
このテーマに向かって機械的に考えずに、描いていってくださいね♪

良ちゃんさん  7月14日 12:13
質問の内容を的確に表現できず、お手数を掛けることになり、申し訳ありませんでした。 写真で撮った街並みの景色は、遠近感が強調され、違和感を覚えていたのですが、先生の言われる様に景色を厳密に描くことに
とらわれず、ご指摘頂いた点に注意しながら、絵としてどう纏めるかに
注力してゆきたいと思います。どうも有難うございました。


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